子どもたちは夢中!?簡単!?プログラミングツール『scratch(スクラッチ)』で小学生が初めてゲームを作ってみる!

小5男子が作るのは、やはりゲーム!


ゼルダの伝説スプラトゥーンをこよなく愛する長男は、『任天堂入社』という壮大な夢を持つ、夢見がちな小5男子。


彼は自分の思ったとおりにゲームが作れるプログラミングツール『scratch(スクラッチ)』に、最初っからドハマり!!
試行錯誤しながらすぐにゲームを作り始めました。

 


しばらくすると、ドヤ顔の長男に
「……オレの作ったゲーム、やってみたい?」
と聞かれ(最近の長男は、素直に「やって!」と言えないお年頃のようです)。
「そうだね、やらせてくれる?」
と答えると、「しょうがねーなー」なんて言いながら、とてもうれしそう。


長男作のゲームは、最初の舞台は海。
いわゆる横シューティングというジャンルでしょうか?

 

サメをよけながら進んでいきます。

f:id:for-mom:20180619140925j:plain
サメにはまっすぐ進んで来るものと、このようなコマンドがプログラミングされ、ネコを追いかけてくるような攻撃をしてくるものがあり、結構難しかったです。

f:id:for-mom:20180619140952j:plain
サメにぶつかると、ネコは死亡。
(そういえば、前に「死ぬって英語でなんていうの?」と聞かれたことを思い出しました)

f:id:for-mom:20180619141029j:plain
何とか進むと(何回も死にました……)、なぜか「suraimu(なぜスライム??)」と書かれたお城へ到着。

f:id:for-mom:20180619141050j:plain
もちろん入らないという選択肢はなく、強制的に中へ。

f:id:for-mom:20180619141113j:plain


すると、今度は世界がガラッと変わり、今度はゲームもスーパーマリオのような横スクロールのアクションゲームへ。
途中で死んだネコがいたりして、ちょっと不気味な世界。

f:id:for-mom:20180619141138p:plain
長男曰く、「地獄の世界」らしい。
また、海にいたころとネコの色が違うのは、「溶岩が熱いので、乾いたから」らしい。
ネコに対するコマンドも、長女が作成したものよりはかなり複雑になっています。

f:id:for-mom:20180619141224p:plain


ジャンプして穴を越えたり、敵をよけたりして(倒すことはできないよう。敵に当たるとネコの体力が減り、ゼロになると死んじゃう)しばらく進んでいくと、唐突にボスが出現!!

f:id:for-mom:20180619141309p:plain
ボスの体力も表示されます。
しかも、ボス、光線(黄色い線)出してくるし。
「え、これどうすんの?」
と長男に聞くと、スペースでビームが打てるとのこと。
(そういうことは先に教えといてほしい。もしかして、道中の敵も倒せたんじゃ?!)
撃つと、ネコの手から緑色の線が出るので、これをうまくボスに当てるとボスの体力が減っていくみたい。

f:id:for-mom:20180619141419p:plain
光線を何とかよけながらビームで攻撃を続ける私。
ついに、ボスの体力をゼロにすると……。

f:id:for-mom:20180619141441p:plain
「やった  ついに倒し
たぞ」
と白ネコ(改行おかしいのが気になりますね)。


そして、ボスの後に現れたワープゾーン(水色の丸)へ触れると、次のステージに行くらしい。


らしい、というのは、現在ゲームがここまでしかできていなかったから。
次のステージの内容は、まだ考え中とのこと。

 

「面白かった??」
めっちゃキラキラした顔で聞いてくる長男。
「うん! 意外と難しかった。特に海のところ」
そう答えると、得意げに工夫したところなどを話してくれました。
「海では追いかけてくるサメがいて結構難しかったけど、ボス戦は、ボスの撃ってくる光線が当たらないポジションがあったから、簡単だったよ」
ともう少し詳細な感想を伝えると、長男は「じゃあ、こうしてみようかな~」と、すぐにゲームを修正し始めました。
主人が帰るまでに直して、今度はパパに挑戦してもらいたいそう。

 

 

『scratch(スクラッチ)』は、2020年のプログラミング必修化対策におすすめ


scratchは、簡単な操作だけでゲームやアニメーションが作れる、面白いツールです。

 

セリフなどを入れるためにローマ字入力も自然と覚えてくれますし、使用するキャラや背景を自分で作ることもできるので、子どももPCの基本操作がすぐに覚えられます。

 

何よりも、「キャラが自分で考えたとおりに動く」というのが子ども達にとってはものすごく新鮮な体験となるよう。


「プログラミングはやらせてみたいけど、ツールを買っても子供がやるかわからない。そもそも、何を買えばいいのか……」
と思われる方も多いかと思いますが、scratchはWEBブラウザさえあれば無料ですぐに始められるので、プログラミング入門としては本当におすすめです。

 

文部科学省のサイトをみても、2020年に開始される小学生のプログラミングの授業は、「コードを覚えるのではなく、プログラミングに必要な考え方を学ぶためのもの」らしいので、scratchは授業の準備にもピッタリ!!

小学校プログラミング教育の手引(第一版):文部科学省

 

 

現在、長男は、敵モンスターを作るため、図書館で借りてきたUMAの本に夢中。

f:id:for-mom:20180619142009j:plain


キャラクター作りのためか、武士や三国志の本にも興味が出ているようで、少しでも活字を読むようになり、母はうれしいばかり。


これからも、子ども達にはいろいろなものに興味を持って、自分の可能性や知識を広げていってほしいです。


プログラミングというのはただのツールで、「何を表現したいか」・「どう表現するか」を考え、実行する力が重要なのかな~と思います。

 

 

for-mom.hatenablog.com

for-mom.hatenablog.com

 

この記事を書いた人

◎profile

チャリダー主婦

 

小学5年生の息子と3年生の娘を持ち、化粧品の開発に携わっている兼業主婦。

2人の小学生の相手は仕事より大変・・・ですが、最近は2人ともだんだんお手伝いをしてくれるようになり、少〜し楽になって来た今日この頃です。