もうすぐお彼岸。お彼岸ってどんな日?何をするの?

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こんにちは8です。
9月に入ってもまだまだ暑い日が続いていますね。「暑さ寒さも彼岸まで」といわれる通り、秋分の日が過ぎれば暑さも少しは緩んでくれると信じているのですが、さて。

 

 

ちなみに、なぜ「暑さ寒さも彼岸まで」というかというと、春分秋分の日は、太陽が移動する天球上の道(黄道)を二十四等分した「二十四節気」のうちのひとつで、昼と夜の長さがほぼ同じになる日のことを指します。ここから、春分であれば日照時間が長くなり、秋分は逆に短くなっていく訳です。2019年の秋分の日は9月23日になりますね。

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では、そもそも「お彼岸」とは何でしょうか?

お彼岸は「春分の日」「秋分の日」の前後7日間を指し、それぞれの初日を「彼岸入り」、終日を「彼岸明け」、中間の日を「中日(なかび・ちゅうにち)」といい、秋分の日(春分の日)は中日を指しています。

また、春分の日は「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」、秋分の日は、「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」として、国民の祝日に定められています。

お彼岸には特に決まった行事や飾り付けなどの習わしはありませんが、お墓参りをして、お供えものをするというのが一般的です。

 

お彼岸のお供えもので有名なのが「おはぎ」と「ぼたもち」。それぞれの時期に咲く「牡丹」「萩」にちなんだもので、昔ぼたもちは粒あんで丸い形、おはぎはこしあんで俵型、といった違いが昔はあったようですが、今はほとんど違いはないそうです。

ちなみに、なぜあんこのお菓子をお供えするかというと、一説では、小豆の赤い色には魔除けの効果があると古くから信じられており、邪気を払う食べ物としてご先祖様にお供えされてきたのだとか。また、農作業が始まる春の彼岸にぼたもちをつくり、収穫の時期に当たる秋の彼岸におはぎをつくることで、神様に感謝していたともいわれています。
そうやって見ると、この時期に見かけるおはぎがちょっと特別なものに見えてきますね。

 

今回はお彼岸の話でした。普段から行っているかたも、忙しくてなかなか足を運べない方も、今年はおはぎを持って、お墓参りへ出かけてみてははいかがでしょうか?

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この記事を書いた人

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8

 

広報系の仕事に携わる社会人です。食べることが好きですが、作る方はイマイチ。

ぐりとぐらのカステラを絵本通りに作るのが最近の夢です。