最近観た映画たち。ジャンルに統一感ナシ!【その2】

こんにちは8です。

前回の記事の続きです。

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最近見た映画の感想を書いてみたら、思ったよりも長くなってしまったので2回に分けました。後半はこちら。

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アクアマン

CMを見て、CGのキレイさに見に行ってみようかなあ、と思い足を運びました。
結論からいうと、恋愛映画でした。しかも主人公のご両親の。
まあDCコミック作品ですから当然アクションてんこ盛りなんですけど。前半があまりに駆け足で不安になったのですが、後半のアクションに次ぐアクション、更にもひとつアクション、とどれだけ役者さんに負担を強いるのだという迫力満点のアクションが楽しめました。監督さん、こっち(後半)をガッツリ録りたかったのね…。そして当然ですが、役者さんはほぼ水濡れ状態。通常の倍くらい負担がかかってそうだなあ…。
メイキング画像がありました。やっぱり水、凄いですね。

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お目当てのCGは大変素晴らしかったです。深海、というある意味未開の地に対するイメージを、きっちりと視覚化し、まさに海の底を見ているようなクオリティにまで仕上げた技術は凄い。キレイなだけではなく、どこか圧迫感があって恐ろしい感じも素晴らしかったです。4DXで見ておけば良かった。
あとはヒロイン!彼女のカラーリング、アリエルと一緒なんですよ!うーんこれは可愛い。
主人公のアーサー君もあんなにゴツイのに本当にお父さんお母さん思いで、見ていてほっこりしました(だいたい戦ってるけど)。
惜しむらくは耳に残るテーマソングというか、主題歌が作中に流れなかったことでしょうか。それがあれば完璧だったと思います。恋愛映画にはつきものですよね?(ここは譲らない)

 

 

グリーンブック

アカデミー賞受賞!・・・と書かれていたのに惹かれて観ました。
実在の人物とエピソードを基にしたコメディ映画になるのかな?ジム・クロウ法(主に黒人の、一般公共施設の利用を禁止制限した法律)まっただ中の時代、ナイトクラブで用心棒をしていたイタリア系アメリカ人のトニー・ヴァレロンガ(アラゴルンの役者さんだと気付いたのはパンフレットを読んだときでした…全然違う)が、アフリカ系アメリカ人のクラシック系ピアニスト、ドン・シャーリーの運転手となり、アメリカ中西部、ディープサウスのコンサート旅行に出発する、というお話です。
ジム・クロウ法という法律から想像が出来てしまう、ちょっとしんどい展開や緊張感もはらみつつ、メインは性格や暮らし向きが全く違う凸凹な二人が旅を通して親しくなっていく、というストーリーがメインなので、そこまで重くならずに観れるかと。
トニーは最初、黒人は…という態度なのですが、旅を通してドンと触れ合うことで心を開いていく流れが素敵でした。またドンも、最初は孤高の人、という感じだったのですが、トニーという俗っぽい(すみません)けれど、家族を愛し大切にする姿や、自分の為に憤るところを見て、こちらも変わっていく。最後のパーティーのシーンにはほろりとしました。あと、トニーの奥様を始めとする大家族の方々がキュート&ユーモラス!
ロングランヒット中で、まだ上映しているところがあるようです(うちの近所でもやってました)。お時間が合えば、大切な人や気の合うお友達と観に行ってみてはいかがでしょう?

 

ギルティ

ワンシチュエーションサスペンスというらしいですね。「満足度100%」というコピーに惹かれて、観に行きました。とても重く、苦しい映画でした。
現場を離れ緊急通報司令室(日本でいうところの110)のオペレーターとして勤務している主人公、アスガーにかかってくる一本の救急電話。そこから発覚する誘拐事件を、電話から得た情報を基に、アスガーの感情や背景も交えながら解決へ導いていく、というストーリーです。
前述したとおりサスペンスものですが、見せ方が徹底していて、主人公(=観客)が知り得る情報というのが、電話で聞き込みが出来る内容と、受話器から聞こえる音のみ。場面転換もED入れて3回かな?たまに部屋の全体を挟みつつも、ほぼ主人公のアップ→ロングとPC画面を行き来するだけ。音楽はEDだけだったと思います(一瞬劇中でも流れた気がしたんですが、ちょっと自信ないです)。
とにかく、見ている間中、集中しっぱなしでした。音と受話器越しの言葉しか状況が測れない環境というのが、これほど想像をかきたて、神経を尖らせるのか、という驚き。また、アスガーの置かれている状況が明るいものではないため、ストーリーが進み状況が分かるにつれ、事件の進行とともに緊張感も増していく。
ラスト、電話の先の女性を諭すシーンがあるのですが、これがもう何というか、最高にしんどくてですね。最後の最後、彼は誰に向けてあの行動をとったのか考えると、ぐるぐるすること必至です。
演出も面白く、考えさせられる映画だとは思いますが、見終わったあとに何か気分転換があったり、楽しいことがないといつまでも引きずってしまいそうな内容でした。

 

以上ですが、これ書いたあとに「シャザム!」を観に行ったので、次はシャザム!の感想を書こうかなと思います。うーん、DCコミックだらけ。

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この記事を書いた人

◎profile

8

 

広報系の仕事に携わる社会人です。食べることが好きですが、作る方はイマイチ。

ぐりとぐらのカステラを絵本通りに作るのが最近の夢です。