1年生で学級崩壊!? 授業参観で愕然した小1プロブレムの教室で我が子はどうなる?新1年生になるまでに家でしておきたいこと。

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小学校1年生。

初めての授業参観。

ちゃんと授業は受けてられるのかしら、大丈夫かな?

そう思いながら、学校に行き、教室に入りました。

休み時間が終わり、授業となったと思ったら、愕然。

 

授業参観、一番前の席。男の子が、机の上に両足をのせています。

先生が、机に足を乗せてはダメです。教科書とノートを置こうと話しています。

なんとか、足を下したと思ったら、男の子は

「いやだー。こくごやりたくなーい!!」と大声。

と思ったら教室の外に出ていこうとする。

先生はそれを止めようとしています。

 

先生は教室を出ていこうとする1人の生徒を止めているので、他の子どもたちは、

教室を立って歩いている子数名。(一人は黒板にチョークで落書きをしようとしています。)←教室を出ていこうとする子が席についた時点で、黒板で遊んでいる子に席に戻るように促していました。

 

大きな声で友達としゃべっている子(体は完全に横を向いています。)←最終的に注意をされず。

 

教科書を開かず、筆箱で遊んでいる子。←先生が教科書を開いていないのに気づき促して、やっと教科書を開く(授業後半)

 

机でずっとうつ伏せ。(先生が肩をとんとんとするなどするが反応なし。)

 

さまざまでした。

もちろん、静かに座ってその様子を見ている子もいました。

 

授業中に1回ではなく、何度か繰り返されていました。

同時に起こるため先生も対処できない時があります。

 

い・・・いったい・・・これは・・・。

学級崩壊??

 

授業参観で親が口を出してはいけない、と思っていましたが、

口を出したほうがいい??いやいや、授業の様子を見るからここは見守るだけだよな??とう葛藤。

 

初めての授業参観で、先生と姿を見るもの2回目。

自分自身も一人混乱していました。

そして最後まで、口を挟まず見ているだけとなりました。

この子たちのお母さんは来ているかしら?ハラハラしているのかしら??と内心思っていました。

 

自分の娘が、

しっかり座っていた。

お友達と話をしていなかった。

誰かが騒いでいても、椅子から離れず、先生が授業を始めるのをまっていた

ことも、見守るだけに思いとどまった理由の1つかもしれません。

(ちなみに同じ保育園の子(女子)は全員、娘と同じ状態で授業を受けていました。)

 

ただ、まだ、入学したばかり。

慣れない子もいるのいるのも当然。

仕方が・・・ない?

学級崩壊を招く「小1プロブレム」

小学校1年生の教室において、集団行動が取れない、授業中に座っていられない、先生の話を聞かないなど、学級での授業が成り立ちにくい状態が数か月にわたって継続する

プロジェクトの概要 - 東京学芸大学「小1プロブレム」研究推進プロジェクト

まさに、この状態。

「小1プロブレム」はすごく問題になっているようです。

東京都教育委員会の調査(2011<平成23>年11月)によると、都内の公立小学校の19.0%で、「授業中に勝手に歩き回る」などの「小1プロブレム」が発生しています。つまり約5校に1校に、こうした現象が起きているのです。

小1プロブレムを乗り越えろ! 第1回 教育現場の現状を知ろう|ベネッセ教育情報サイト

 

5校に1校の割合でこのような現象があるという数値も。

 

これまで「小1プロブレム」という言葉は知らなかったのですが、授業参観の光景を目の当たりにし現実的な問題であり、大変さも感じることができました。

 

もちろん先生は、授業の興味が引くように、いろいろな工夫をされていました。

先生の指導力、力量などの問題ではないと感じる光景。

授業がたびたび中断しても授業は1コマとして進んでいく不安。

 

2回目の授業参観、3回目の授業参観でも生徒の行動が改善しているようには見えませんでした。

(もしかしたら、先生からすると少しずつ改善していたのかもしれませんが・・・)

 

ただただ、先生が大変・・・というふうにしか目に映らなかったです。

 

授業参観でも、目に余る状態だったので、毎日はどんな感じだろう漠然とした不安がありました。

 

これは、同じように騒がないようにまた、気をちらさずに授業を受けるように、自分たちが対策をするしかないと思いました。 

 

 1年生になる前に家庭でしておきたいこと

■誰かが話している時に口を挟まないこと(最後まで人の話を聞くこと)

■イスに座って絵本を読むこと(声にだして)

■時間を決めて、テキストをすること(5分、10分くらいです)

を家でも取り組んでいました。

 

■授業中に、他の子が話をしているからと言って一緒にお話しをしないように。

■誰かが立って歩いているからと言って、立って歩いても良いという認識は違っていること

■トイレは休み時間に行くこと。

なども話していました。

 

また、ウチはヨコミネ式の保育園に通っていたためか、

■イスにじっと座っている

■先生が話しているときはじっと聞く

■授業中に、誰かが遊んでも、授業中は先生の話しを聞く

ということがある程度できていたというのもかなり大きく影響していると思います。

 

それから娘の場合は、性格的にも、先生に怒られることはしたくないというタイプというのもあるかもしれません。

1年生の授業は、ヨコミネ式で先取りをしていたおかげで、授業がわからなくなることはなかったというのもありました。

 

ただ、心配だったことは、今は大丈夫かもしれないけれど、他のクラスは特に問題なく授業が進んでいるとのことで、理解度に差がついてしまうかもしれない。来年クラスが変わった時点で、授業についていけなくなるかもしれない・・・という漠然とした不安があり、塾に通わせることにもしました。

(本人が、もっとやりたいという意思も示してくれたというのもありました。)

 

 その後、加配の先生が加わり、授業も多少、落ち着きを取り戻し、1年生最後の授業参観では、ある程度、授業が成り立っていて少し安心したことを覚えています。

 

どのようなクラスになるか、何事もなく授業が進むかは、入学してみないとわからないということを実感した1年でした。

 

そして、もし、クラスで「小1プロブレム」問題が起きたとしても、学校側だけの対応ではなく、 親として、できる準備や、またそう言った状況の中でも同じように騒がず、授業を受ける姿勢をこども自身に伝えていく必要があると思いました。

 

ちなみに、2年生は、クラス替えもあり、1年生の時がウソのように普通に授業が行われていて、逆に驚いてしまいました。(こちらが想像できる授業参観だと思います。笑)

 

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この記事を書いた人

◎profile

エイターママ

小学2年生(娘)の母。両家の祖父母が遠方なため、典型的な核家族

待機児童問題でメディアに取り上げられることが少なくなっている小1の壁が山脈のように続き2年生でも乗り切れるか心配。