今も昔も小学生が夢中で遊ぶケイドロ! 世代や地域によって呼び方やルールが違うらしい!?

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私が小学生のころ、休み時間や放課後に大人気の遊びといえば「ドッジボール(ドッジ弾平がやってた世代です)」と、なんといっても「ケイドロ」。
警察チームと泥棒チームに分かれてする、大規模な鬼ごっこのような遊びです。
ドッジボールなどの球技は、休み時間に校庭の場所取りが必須なのですが、授業が延びたりして出遅れて場所が取れなくても、ケイドロならOK!
男女混合で、校庭を所狭しと走り回っていた記憶があります。
我が家の二人の小学生たちも、楽しんでいるようなのですが……

 

 

ケイドロ? ドロケイ?? それとも……

「ただいま~」
日曜の夕方、真っ黒になって帰ってきた長男。
「今日は●●公園で、ドロケイしたんだ~」
……ドロケイ?
それってケイドロのこと??
「ドロケイなの? 警察と泥棒に分かれて鬼ごっこするやつでしょ。ケイドロじゃないの?」
「え? ドロケイだよ。ケイドロなんて知らなーい」
長女に確認しても、「ドロケイ」とのこと。
2人の通う小学校は、私が通っていたところの隣の小学校。
地域的には一緒といえるので、小学校ごとに呼び名が違うのか、それとも時代の変化か??
子どもの頃、親の転勤に伴い兵庫県に引っ越した時は「ドロタン(泥棒と探偵)」だったので、地域差があるのは何となく知っていましたが、隣の小学校でも違うとは!
ちょっと気になってwikiで見てみると……

ケイドロ - Wikipedia

ケイドロ、ドロケイ、ドロタン以外にもドロジュン(泥棒と巡査)やヌスタン(盗人と探偵)なんて言い方もありました。
皆さんは子どもの頃、なんて呼んで遊んでいましたか??

 

 

ローカルルールもてんこ盛り!

子どもたちに話を聞いていると、ルールも私が遊んでいた頃と微妙に違う!
当時の記憶と、子どもたちの話を聞いて、ちょっとまとめてみました。
※実際にこういうルールというわけではなく、その呼び方をしていた時に適用していたルールということで、悪しからず。

=チーム分け=

ごっこでは鬼が基本一人ですが、ケイドロではほぼ同じ数にチーム分けする必要があります。
鬼が一人しかいないと、なんとなく間延びする時間ができてしまいますが、大人数から追いかけられる緊張感が、ケイドロの醍醐味ですよね!
〇ケイドロ・ドロケイ
 警察と泥棒に、ジャンケンもしくはグーパーで分かれる。
〇ドロタン
 みんなが片足ずつ出して輪になり、足をいろは歌に合わせて一文字ずつ、順番に指さしていく。
   ※「ど・れ・に・し・よ・う・か・な…」みたいな感じです。
  い・ろ・は・に・ほ・へ・と・ち・り・ぬすと→「ぬ」の子は泥棒役
  る・を・わ・か・よ・たんてい→「た」の子は探偵役。
誰がどれに当たるかドキドキして、またゲーム前の円陣が気持ちを奮い立たせる感じがして(おおげさですね)、私はこの決め方がとっても好きでしたね~。

=基本ルール=

これはあまり変わらず。
警察(探偵)チームが、泥棒チームを全員捕まえればおしまい。
でも、1度もそういう終わり方はしたかことがない気がします。
遊んでるうちにチャイムが鳴ったり帰る時間になったり……。

=捕まえ方=
 〇ケイドロ
  10秒間捕まえる。
 〇ドロケイ
  普通の鬼ごっこと同じでタッチのみ。
 〇ドロタン
  背中を3回たたく
捕まえ方は、結構個性豊かな感じでした。
ケイドロは、10秒間捕まえようと、取っ組み合いのようになったり、引っ張りあって服が延びちゃったりしてた気がします。
ドロタンは、終盤疲れてくると、みんなが壁にもたれかかって背中をガードするので、何しているのかよくわからない状況に(笑)
そういえば、泥棒と警察のチーム分けの時、泥棒のほうが人気があった気がしますが、みなさまが子どもの頃はどうでしたか?
当時の私は、警察のほうが好きという少数派でした。
なぜなら、自分が走り疲れた時に休みやすいから(笑)
さらに「牢獄の見張り」という楽な役回りもあったんですよね~。

=脱獄=

泥棒役は、牢獄(あらかじめ決めておく。砂場が指定されることが多かったかな~)から何度でも抜け出すことができるルールでした(だから全然終わらないんですよね~)。
 〇ケイドロ・ドロケイ
  牢獄にいる泥棒を、まだ捕まってない泥棒がタッチする。
  逃げられるのはタッチしてもらった人だけ。
 〇ドロタン
  牢獄内の泥棒が数珠つなぎのように手をつなぎ、そのうちの誰かが捕まってない泥棒にタッチしてもらえば、つながっていた全員が逃げてOK!
ドロタンのルール、今思えば今までの探偵チームのがんばりを無にする、恐ろしいものですね(笑)
みんながつながっているところから、当時は「電線」と呼ばれるルールでした。
遊ぶ前に、「電線あり? なし??」とか相談してた記憶があります。

でも、本当に楽しくて、毎日暗くなるまで遊んでいたことを思い出します。
当時はオートロックとかもあまり厳しくなかったので、大きなマンション内で遊ぶときは特に盛り上がりました。
空のエレベーターをあえて動かして囮に使ったり、非常階段の陰に隠れたり。
ちゃっかりした子はマンション内の自宅でお茶を飲んでいたりとか(笑)
(今思うと、マンションに住んでいた方には申し訳ないです、すみません)

TVでやっている「逃走中」とかも、なんかケイドロと似てませんか??
大人版のゴージャスケイドロって感じ(警察役が強すぎますけど)。
見ていると、当時走り回っていた記憶が蘇ります!
追いかけられるドキドキ感は、同じですよね。
同窓会などがあれば、「〇年ぶりのケイドロ大会」をしてみたい気もします。
でも張り切りすぎて、救急車を呼ぶ事態になりかねないかも?!
(保育園の運動会で張り切って、肉離れを起こした友人がいます)
翌日は、全員起き上がれないのは間違いないでしょうね……。
筋肉痛がやばそう!!
思いっきり外で走り回って遊ぶのは、小学生の特権かもしれないですね~♪
もし1日だけ若返れたら、当時の友達と、日が暮れるまで遊びまわってみたいなと思います。

 

 

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この記事を書いた人

◎profile

チャリダー主婦

 

小学5年生の息子と3年生の娘を持ち、化粧品の開発に携わっている兼業主婦。

2人の小学生の相手は仕事より大変・・・ですが、最近は2人ともだんだんお手伝いをしてくれるようになり、少〜し楽になって来た今日この頃です。