幼稚?借りてほしくない?東大生が小学生に勧めたい本『かいけつゾロリ』

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 少し前に話題になっていたこの記事。

いろいろな意見がありましたね。

togetter.com

10歳までに読みたい名作ってシリーズの本を凄く読みたいのに、私は11歳だから借りれませんって読ませてくれないからすごく悲しい

 

一度に二冊借りれるけど、こまったさんシリーズとかが大好きで、こまったさん二冊とかを持っていくと「こういうのは一冊だけ。もう一冊は学年らしい本を借りなさい」ってかしてもらえないとからしくて、そんなんある!?好きな本読ませてあげてよ……

 

学年らしい本ってなんでしょう。

名作シリーズが読みたいと思った歳が11歳だっただけ・・・すごいルールがあるんだなーと感じました。

 

そして、

 

小学校で司書をしている方が意見を書かれていました。

その意見から書かれているこちら。

anond.hatelabo.jp

ルールについては司書意思の他に「司書教諭の命で仕方なく実行している」「学校方針」「前々々々任の司書が決めたルールで、変える機会がなくずっと続いている」などさまざまなケースがあります

 

その小学校によって独自のルールがあり、一概に、すべて同じではないようですね。

その中で、私が気になった文章がコチラ。 

 

・本は3冊借りることができるが、かいけつゾロリのみ例外で1冊までしか借りられない。子どもたちには「ゾロリはとても人気だから、1人が1冊までなのよ」と説明しているが本当は「字が大きくて漫画じみて幼稚な内容のゾロリはあまり借りて欲しくないから」ゾロリを一斉に廃棄処分にして0冊にした学校も


・強制ではないが、高学年はあまりゾロリは借りないようにすること。6年生にもなってゾロリばかり読んでいるなんて恥ずかしいから。低学年向けの絵本や○○のひみつシリーズもなるべく借りてほしくない

・・・・。

 

ゾロリってそんなに恥ずかしいの??

 

 

でもって見つけたこの記事。

東大生が小学生時代に読んだ本と勧めたい本がランキングされています。

president.jp

男子は上位から人気の児童書

かいけつゾロリ」シリーズ、

ハリー・ポッター」シリーズ、

長編ファンタジー小説ダレン・シャン」シリーズ。

女子は1位「ハリー・ポッター」シリーズに続き、

2位は同数で「黒魔女さん」シリーズ、

星新一」の本とSF小説が挙がった。

 

そして男女ともに小学生に勧めたい本の第2位の

かいけつゾロリシリーズ』がランクインしている。

確かにこの記事では、何年生の時にという指定はないのですが・・・。

 

『東大生が小学生に勧めたい本』と『学校側があまり読ませたくない本』

にすごく違和感を感じました。

 

私は本がすごく好きです。

有名作家さんの本はもちろんですが、

今まで読んだことのない作家さんの本を読んで面白いと感じたら作家買いをしてしまいます。

 

そのきっかけは小学校の図書室だったと自分では思います。

 

特に読んではダメな本などもなく(借りては行けないということを言われたことがなかった)いろいろな本を読みました。

 

そして思うのです。

本に興味を持つきっかけの年齢やタイミングは人それぞれだと思うけど・・・。と。

かいけつゾロリ本を読んでいくうちに、いろいろな本に興味がでてくると思います。

そして高学年になっても、面白いと思う本が低学年向けであってもよいと思うのです。

大人だって、すごく素敵だなって思う絵本・・・あると思うんです。

 

学校図書の本の中で、

読ませたくない本、学年にあった本を読むように勧めるの小学校があること自体がすごく違和感を感じました。

(独自ルールやもしかしたら先生の単独ルールの可能性もあるかもしれませんが)

そして学校や先生の中で幼稚だと思っている本を東大生が勧める本のひとつに入っていることがとても興味深かったです。

 

今、娘の通っている小学校では、どんな本があるか私はわかりません。

 

ただ、娘が借りてくる本は、

かいけつゾロリ、料理の本、なぞなぞの本、めいろの本、こまったさんの本などなど多岐にわたり、それぞれの本を読んだ後に、本を読んだ感想を話してくれます。

そして、家にある絵本すごく好きな場面があるようで、時々思い起こしたように読んでいます。

 

そんな娘が、もし、話題になった記事のように

借りれなかった・・・と帰ってくるかと思うと本当に悲しくなります。

 

学校にある図書の本は、

学年とか、幼稚とか、マンガっぽいとか関係なく

好きな本、読もうよ!

読んでいこうよ。と思う今日でした。

 

 

 

この記事を書いた人

◎profile

エイターママ

 

小学1年生(娘)の母。両家の祖父母が遠方なため、典型的な核家族

待機児童問題でメディアに取り上げられることが少なくなっている小1の壁にぶち当たり衝撃を受けています。