ヤマハ音楽教室の発表会で入賞するためのポイントは??ヤマハ暦6年目の娘(小学4年生)の発表会の考え方。

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ムスメ(小4)は、年中(5歳)の頃からヤマハ音楽教室でグループレッスンを受けています。

習いたての年中(5歳)の頃は、発表会など特になく、ただ単純に音楽を楽しんでいました。(というか、レッスンでは私にくっついたままでなかなか馴染めないムスメで大変でしたが・・・)


発表会が始まったのは年長の春ごろ。
ここでは、グループレッスンを一緒に受けている子どもたちだけでなく、他のグループレッスン生も合同(12人くらい)で、音楽に合わせて全員でエレクトーンを弾くというもの。もう誰が誰だか、どの音を弾いているのかサッパリ分からない・・・^^;


それと、その発表会に出ている幼児科全員で舞台に立って歌を歌います。

まぁ最初だし、まだ小さな子どもたちなので、全員で舞台を経験するのも良いかなと思います。

 

そして、3年目(小学校1年生)の春は、この合同発表会にプラスしてエレクトーンカーニバルがあります。


ムスメは、エレクトーンを選んだのでエレクトーンの発表会に出ることになります。
(もちろん、ピアノを選んだ子供たちはピアノフェスティバルに出場していました。)

この発表会(エレクトーンカーニバル)は自由参加なので、参加は本人の意思です。
ですが、ムスメが習っていた先生は発表会にとても積極的なので、出ることをすすめられました。


先生曰くは、「発表会を経験した方が演奏力がつくし、色んな経験をすることで子どもの勉強になるから。」


ということで、ムスメは乗り気だし、私もその意見に賛成派だったことから、悩むことなく出場を決めました。

出場するエレクトーンカーニバルは、表彰付きの発表会みたいなもので、幼児さんから一般の大人まで100名くらいが出演します。

 

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賞は「優秀賞」「努力賞」「審査員特別賞」が設けられていて、入賞した子どもたちが表彰式で発表され、大舞台で表彰されます。幼児、小学校低学年、小学校高学年、中学生、高校生、一般の部という構成で、各1~2名がそれぞれの賞を受賞するようになっています。

出場者の人数は、小学校低学年、小学校高学年の部が多く、奏者の人数に比例していることが分かります。

出場1年目(小学校1年生)のまとめ

ヤマハ暦3年目にもかかわらず、難易度が少し高い曲を選びました。エレクトーンのグレードで言うと、9~8級の曲です。

ムスメはこの曲がとっても好きだったので毎日のように猛練習し、右手と左手だけでなくベース(足のペダル)も付けて演奏することが出来るようになりました!
両手で弾ける様になっただけでも良しと思っていたので、かなりの進歩!!


ただ、結果は賞なし。
この年は、レベルが高かったとも言われましたが、私が思うには難易度が高い曲を選んだことで演奏することに必死になりすぎて、本来の“音楽を楽しむこと”が置き去りになっていたことが原因ではないかなと思います。


現に、入賞者に共通していることは「どれだけ音楽を楽しんでいて、それを身体で表現しているか?」ということだったように感じました。「技術」だけでは音楽とはいえないのかもしれませんね。

 

ですが、この発表会に出場してムスメはさらに燃え出しました。
表彰式を見ていたムスメは「次は、優秀賞とりたい。」と、ボソっと呟いて、ずーっと無言のまま下を向いていましたが、まさかそんな悔しがっているとは思いもよらず・・・。

出場2年目(小学校2年生)のまとめ

昨年の経験を活かし、難易度を上げすぎず、好きな曲を楽しく演奏できることを基準に曲を選びました。グレードで言うと8級です。

少し難しい曲ではありましたが、先生曰くは「舞台映えする曲が良い」とのことで、曲の序盤は静かな曲調でじっくり聞かせ、中盤から終盤ではミュージカル的なダイナミックさを持ち合わせた楽しい曲調で盛り上がる曲、という紹介を頂き、即決。


ムスメが大好きな曲ということもあり、練習も楽しくすることができ、本番1ヶ月前にはだいたい弾けるくらいにはなりました。


後は表現力。
音の強弱だけでなく、どれだけ曲の雰囲気を表現できるか?が勝負の決め手(だと思う)。


ムスメはグループレッスンが終わった後、先生を捕まえて(先生に無償のレッスンをしてもらっていました・・・先生に感謝~)演奏を見てもらうようになりました。


序盤の静かなメロディでは身体をめいいっぱい使って静けさの中の壮大さを表現し、中盤から終盤のアップテンポな曲では身体も楽しみを表現するような演奏をしてくれました。

 

結果、

「優秀賞!!」

小学校低学年の部で1人だけ選ばれたので、ムスメはビックリ^^;


ムスメ「え!?間違いじゃないの!?」
というのが、名前を呼ばれたときの第一声(笑)


舞台で表彰状を受け取り、恥ずかしそうな笑顔でたっているムスメを見て思わず涙がポロリ。

 

そして、もらった表彰状を大切そうにもって帰ってきて、即先生のところへ。
うまく言葉が出ない中でも、一生懸命お礼を言っていたのがとっても印象的で、成長を感じました。(泣)

 

同じグループのお友達も出ていましたが、ムスメと同じように演奏力がついた子もいれば、発表会に出るために練習しなければならないことが苦痛でしかなかった子もいました。


こればかりは性格や好き嫌いもあるのかな、と思います。


ですが、私的にはそれも含めてやってみて分かったということが良いのかな?とも思います。


でも、音楽が嫌いになってしまうのは悲しいなぁ~、と思うので、出る出ないはよーく本人と相談したほうが良いなと思います。

エレクトーンカーニバルまとめ

・幼児、小学生、中学生、一般の方まで幅広い年齢層のヤマハ音楽教室の生徒が出場
・演奏力もそれぞれで、右手だけで出ている子からエレクトーン専門コース(かなり本気で取り組んでいるクラス)の生徒まで
・賞は優秀賞、努力賞、審査員特別賞で各部から1~2名程度入賞
・入賞の基準は演奏の技術だけでなく、音楽を楽しんでいるか?音楽を表現できているか?
・カーニバルで入賞者は次のステップの大会(エレクトーンフェスティバル)に出場する権利を取得できる
・入賞の有無に関係なく、発表会に出ることで演奏力は身につく
・練習するのが嫌い、舞台に立つのが苦手というお子さんには本人の気持ちを十分聞いて、理解した上で出場を決めるのが良い気がします。


・・・その後、現在小学校4年生のムスメはエレクトーン発表会での壁にブチ当たることになるのですが、それはそれで楽しんだり悲しんだりしながら成長するムスメの様子を見守りたいと思います。
楽しみも、悲しみも、一緒に乗り越えられることが、何より幸せだな~と、親として思います。

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 この記事を書いた人

◎profile

こあらママ

化粧品関係の研究職してます。

負けず嫌いで真っ直ぐな小4ムスメと、悪賢い3歳ムスコ(アレルギーっ子)のオカン(関西人)です。

仕事と子育てにがんばってる(つもり)、典型的な働くママです。