人妻になって人生初のモテ期が来た?! 有頂天になっていたけれど……

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『人生には3回のモテ期がある』


よく言われていますね。


でも!
私はこの言葉の言いだしっぺに、ずっと文句を言いたかったんです。
『人生には3回のモテ期がある。(※まれに、ない人もいますのでご注意ください)
※以降の太字部分ももちゃんと書いとけ!と。


もしかしたら、60代、70代、80代でそれぞれ1回ずつ来るという可能性もあるかもしれないので、「嘘つき!!」とは言い切れないのですが、とりあえず私の人生に「モテ期」なんて言葉はなかった。


ですが……結婚後、初めて来たんです。


ついに!!

人生初のモテ期到来??

「俺が隣!」
「は? 誰が決めたの」
「俺が座るんだってば!」
「ダメ―!!」


ランチのために入ったレストランで、突如始まるケンカ。


そう。


“私の隣にどちらが座るか”で2人は争っているのです。


痺れを切らして片方が強引に私の隣に座ろうものなら、白手袋を投げつけられたとばかりに決闘の始まり!
もちろんお互いにレイピアを振りかざす……わけではなく、じゃんけんで。


そう。
私を取り合っているのは長男と長女なのです(笑)
長女がまだ赤ちゃんで、抱っこだったときはそうでもなかったのですが、自分で動くようになると、長男にとっては『ライバル』と認識されたようで、急に争いが始まりました。


家の中では、食事の時の並び、ソファでの座る位置、お風呂に入るとき……と、全てで取り合い。


外に出ても、どちらが私と手をつなぐか(両手でつなぐと危ないし、カバンもあるので片方はパパでした)、レストランの席、車や電車に乗った時の座る位置……とあらゆるところで取り合い。


2人は全身で「ママが大好き」をアピールしながら、私を取り合っているのです。
子どもたちはときに主人も敵視しながら、どちらが私にまとわり付けているかを競っているかのようでした。


たまに出先で主人と2人で写真を自撮りしようとしたら、もう大変。


2ショットは取らせまいと、ジャンプして手を割り込ませてきたり、背景で大暴れしてたり。
それを面白がって主人も自撮りしようとするので、うちにはブレた子どもが写り込んだ微妙な2ショット?写真がいっぱいあります(笑)


いまだかつて、私の人生でここまで必要とされたこと、あったでしょうか??


カ・イ・カ・ン!
やばい、めっちゃうれしい!!


突如訪れた、人生初のモテ期に、有頂天な私。
子どもたちはパパも大好きですが、やっぱりママって強力!
人妻がモテるって本当だったのですね!(←違う)
母親になってよかったなぁと、しみじみ思って(主人には若干勝ち誇って)いました。
ところが……。

 

モテ期もひんやり秋の気配。圧倒的な愛に翳りが……

やはり栄枯盛衰、驕れるものは久しからずが世の常なようで。


小学校5年生になった長男も。
小学校3年生になった長女も。
最近は、席の取り合いなんて全くしてくれなくなりました。


若干ママっこが残る長女が、スッと私の隣に座っても、長男は普通に主人の隣に。
私と主人が写真を撮ろうとしてても、2人とも特に何の反応もなし。


むしろ「撮ってあげようか」なんて気を使ってくれるように。
休みの日にお出かけに誘っても、友達との約束があると断られることもしばしば。


平日、私が仕事から帰ると、「おかえり~!!」と走り寄ってきた子どもたちでしたが、今は「おかえり」と声をかけてくれるものの、飛びついては来てくれなくなりました。


長女はリビングにいることが多いので、その後もいろいろ話しをしますが、長男に至ってはすぐに自分の部屋に戻ってしまい、私が「ご飯だよ~」と声をかけるまで出て来てくれません。


まだ母親を鬱陶しがったり、無視したりといった反抗期といった感じはないのですが、少しずつ親離れが始まっている感じでしょうか。
私としては、どこへ行くにも動きやすいし、家事もしやすくなったのですが……。
やっぱり少しさみしい。


でも、これが成長なんですよね。


自分のころに置き換えて考えてみると、小学校半ばからは、何よりも友達と遊ぶのが楽しかったですもん。
「夏休みになったら、お泊り会していい~??」
と、家族での旅行の計画を立てているときより、目をキラキラさせて聞いてくる子どもたち。


あと、どれくらいママと遊んでくれるかなぁと思うと、胸のあたりにぐっと来てしまいます。

 

いつか2度目のモテ期が来ると信じて、がんばろうかな(笑)


「ばーちゃん大好き」って言われるように♪

 

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 この記事を書いた人

◎profile

チャリダー主婦

 

小学5年生の息子と3年生の娘を持ち、化粧品の開発に携わっている兼業主婦。

2人の小学生の相手は仕事より大変・・・ですが、最近は2人ともだんだんお手伝いをしてくれるようになり、少〜し楽になって来た今日この頃です。